
すごい帯が手に入りました。
手引きの箔に、螺鈿の入った袋帯ですが、織り上げた後に箔が2ヶ所裏返ってB反になってしまいました。
初めは手引きの箔に惹かれて仕入れましたが、よくよく見ると「赤坂迎賓館」の内装をモチーフにしてあるのです!

お太鼓は「朝日の間」の正面の天井画と、壁画をモチーフにした、柄になっています。
この、ライオンに鎧兜の画を見て気が付きました。

前は「花鳥の間」の、壁面に飾られた七宝焼きをモチーフにした柄です。
この七宝焼きは、下絵を日本画家の渡辺省亭が描き、明治期の七宝焼の天才・涛川惣助が焼いたものです。
反対側の前には「彩鸞の間」の暖炉をモチーフにした柄になっています。
「タペストリーにしても良いな」と思い、仕入しましたが、ご希望があれば、お売りします。丸巻の状態ですので、袋帯への加工はこのまま帯屋さんへ戻します。
お値段は、芯・仕立て代込みで 280000円(税抜)です。
お電話で、お問い合わせください。(0779)64-5550
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