
お日様が出てきたので、外へ行ってみました。玄関を出て10秒で「名水百選・御清水」です。
お向かいのお宅の奥さんが、下の方(写真奥)でお洗濯をしていました。
上(写真手前)から、水を汲む場所・野菜を洗う場所・お洗濯する場所です。

御清水から振り返ると、大門屋・お清水店です。
横には「芹川用水」が流れていて、結楽座へつながる小路があります。
カメラをもう少し左へ振ると、亀山城が建つ「亀山」が見えます。

お清水店のあるところは、昔は「機屋」さんでした。
「明治時代福井を中心に輸出用羽二重織物の生産が盛んになり大野でも生産が開始された。
大野の機業場の一つである斎藤機業場は明治25年に創業。
創業者の斎藤顕氏は明治27年に機業敷地内に羽二重伝習所を設け京都などの先進地から新しい織機を導入し技術者を招いて織物技術の普及、向上に努めた。
この伝習所が大野で輸出用羽二重の生産が盛んになるきっかけとなった。」
大野は絹とゆかりの深い街です。