大門屋の4月

~ 大門屋200周年記念 大創業展 ~

ごあいさつ

 初代・太兵衛が大門の地より正膳町に出て太物商(綿・麻・古着)を開いたのは、文政元年(1818年)、名君・土井利忠公が七代目大野藩主になられたのと同じ年でした。

 現在の店舗は118年前、明治の2回にわたる大火を経て建築されたものです。それを機に、太物商から呉服屋として、絹も商うようになりました。

 

 地方都市では呉服屋の器量によって文化度か決まると言われます。着物には、質の高い伝統の文化や技が輝いていますが、それを、養蚕が盛んだった奥越の地にお見せするのが私の使命かと思い、現在に至りました。

 残念ながら弊店には呉服屋の後継者がおりません。この200年の機会に、長い間ご贔屓頂きました代々のお客様に、心より深く感謝申し上げる次第でございます。

 

                    大門屋11代店主 髙橋 弘直