牛首紬 大門屋は、奥越の小京都である越前大野にお店はあります。
創業200年の年を迎える大門屋は、総合呉服の他に、先代よりご縁をいただき、石川県・白山市(旧:白峰村)に伝わる「牛首紬(うしくびつむぎ)」を守るお手伝いと、卸・製作販売をしています。
牛首紬にも種類があり、大門屋が総卸元として取り扱っているのが、加藤改石の牛首紬です。
加藤改石の牛首紬は、白山麓で戦後ただ一人牛首紬の伝統を守っていたのが、お母さんである「加藤志ゆん」さん。その技術を変えないことに努力を続けているのが、今年97歳になる【加藤改石】さんです。
大門屋は、「加藤志ゆん」さんの時代から二人三脚でこの紬の素晴らしさを広め、着物ファンの方々の協力を得て、加藤牛首紬工場を支えています。
本物づくりにこだわると逃げ出したくなる困難がいっぱい!!
でも、悪の誘惑を振り払う勇気を持って、伝統技術を正しく後世に残すことにこだわっています。
ぜひ、大野へお出かけいただき、本物の「牛首紬」にふれて、あなたの眼でお確かめください。あらかじめお電話いただければ、店主が詳しくご説明いたします。
牛首紬 大門屋では、ホームページやFacebook等でご紹介している「牛首紬」の作品にお値段を載せていません。
総卸元(産地メーカー)であり、大門屋へお越しいただいた方には、卸元価格にて販売をしております。
また、「ご住所・お名前」をお伝え頂いた方にはお電話でもご紹介しておりますが、ネット販売等を行っていないため、基本的にお店へお越しいただき、商品を選んでいただくことになります。
当店では、北は北海道から南は九州まで、全国に牛首紬がご縁のお客様がいらっしゃいます。
越前大野・七間朝市に来られて「里芋の代わりに牛首買っちゃった~。」という方々も大勢おり、大変嬉しく感じます。
加藤改石の牛首紬の素材の良さを大門屋のセンスで染め上げることに日々努力しております。
初代・太兵衛が大門の地より正膳町に出て太物商(綿・麻・古着)を開いたのは、文政元年(1818年)、名君・土井利忠公が七代目大野藩主になられたのと同じ年でした。
現在の店舗は118年前、明治の2回にわたる大火を経て建築されたものです。それを機に、太物商から呉服屋として、絹も商うようになりました。
地方都市では呉服屋の器量によって文化度か決まると言われます。
着物には、質の高い伝統の文化や技が輝いていますが、それを、養蚕・繊維産業が盛んだった奥越の地にて御覧に入れるのが私の使命かと思い、「デザイン・配色・技法」に大門屋オリジナリティを工夫しながら現在に至りました。
最高峰のセンスを磨いてきました職人と共に大門屋好みにこだわって参りたいと考えています。 よろしく御引き立ての程、お願い申し上げます。
■住所
〒912-0081
福井県大野市元町9-22
~ お知らせ ~
1階は「シルクduカフェ」になっており、大門屋はカフェの2階へ引っ越し致しました。
大門屋にご用の方は、一声お声がけいただけますよう宜しくお願い致します。
牛首紬 大門屋
■住所
〒912-0081
福井県大野市元町9-22
TEL 0779 (66)2185
FAX 0779(66)1883
(メールアドレス)
hichiken77@ivory.plala.or.jp
■営業時間
9:00~18:00
■定休日
毎週 火曜日
(その他、お問合せ下さい)